ふと思うのは、彼らは種全体でツン個体、デレ個体って分かれて、統率されてるんじゃないかってこと。
彼らのほとんどはツン(どころか接触すら許されないやつ)ばかりだけど、時々こうやってあまりにも簡単に接触を許され、甘美な時間を過ごさせてくれる。
いつも素気ない態度で避け、「嫌われてるのかなー」と思わせつつ、時々「え?いいの?え?え?楽園?」と思わせるほどに接触を許容したりする。
飴と鞭のように。
いともたやすく僕らを手球にとる。
そんな錯覚。
"過ごさせてくれる"とか言ってる辺り、僕もやばい。
でもやめられない。
たまらない。
1のデレ個体と出会うためなら、9のツン個体の冷たさにも耐えられる。
今では、それすらもかわいい。
人間ってちょろいだろうな。
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