素敵な消極性


いつもと違う選択肢が欲しいとき
体験したことを体験したいとき
新しい何かが欲しいとき

そういう"自分の外"にあるものが欲しいときはいつもと違う何か、体験したことのない何か、新しい何かを選ぶしかない

選んだことのない選択肢を選ぶということ
言葉遊びかもしれないけれど、これは1+2=3っていうくらいに当たり前の仕組み


でも、知らないもの、試したことがないものは当たりか外れかわからないから、ある意味"こわい"と思うことがあるかもしれない
いつもと違うものを選んで、自分の時間やお金を費やして微妙だったら嫌だなぁ、とか

そういうときは「積極的」じゃなくて、「消極的」に選べばいい

「消極的な選択」
言い換えれば「せっかくだから試す」っていう意識

同じ結果が必要なとき
でも、結果さえ同じであれば過程はどうでもいいとき
そういうときにせっかくだから違うものを...と試してみる


例えばお腹が空いた時とか
満腹になればいいなら、食べたことの無いもの、味の想像がつかないものを食べる

例えば喉が渇いた時
喉を潤すような飲み物であれば何でもいい時はそうする

そうやって「せっかくだから」と消極的に毎回違う選択肢を選ぶ

せっかくだから毎回違うおにぎりを
せっかくだから毎回違うパンを
せっかくだから毎回違う飲み物を
せっかくだから毎回違う乗り物を
せっかくだから毎回違う米を
せっかくだから毎回違うカレールーを
せっかくだから毎回違うアイスを
せっかくだから毎回違う味付けを
せっかくだから毎回違う具材を
せっかくだから毎回違うデザインを
せっかくだから毎回違う色を
せっかくだから毎回違う方法を
せっかくだから毎回違う道を

延々と、せっかくだからを積み重ねる

せっかくだから
せっかくだから、と

そうしていくと、自然と自分の中に経験した選択肢が積み重なっていく

その中には面白いものがあるかもしれない
もちろん、酷いものもあるかもしれない

でも、それらは全部自分の外にあったもの
自分の知り得なかったもの

それを手にした自分が未来の自分

そういう自分が欲しいなら、選び続けてみたらいいと思う

毎回違うものを
せっかくだから、と

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