くず餅、水饅頭、すいか、かき氷・・・。
夏の美味なるものは夏の暑さあってこそのもの。
暑くない時にそれらを食しても美味しくはありますが夏の味には及びません。
僕の中では、夏の価値はそこにある、というかそういう価値が無ければ夏を受け入れることが出来ずに精神崩壊を起こすんじゃないかなマジで。
そんなことを考えております。
糸凪邑です。
水饅頭といえば昔、長崎に住んでいた時、図書館通いの日々にいつも寄っていた和菓子屋さんでよく食べていました。
その和菓子屋さんは家族で経営されている小さなお店で、店主らしきおじさんや奥さん、その母と思しきおばあさんや時々娘さんらしき小さな女の子がお手伝いに立っており、"ほっこり"させてくれるところでした。
しかし、素敵なのは雰囲気だけではなく、驚きのお値段。
おはぎや団子、饅頭などが置いてあるのですが、下は5、60円から上は120円程と安いのなんの。
先の水まんじゅうはたしか100円だったかな?
そして財布に優しいだけでなく、その味は素朴かつしっかりした美味しさなのです。
あの頃はいつもお世話になっておりました。
夏の暑い日でも、わざわざバス停を1つ通り過ぎて、おやつを買ってから図書館に向かう程に。
今も店が続いているのいいのですがね。
そういったお店がどんどん無くなっていくのは寂しいものです。
とまぁ、ちょっとした思い出話でした。
では、本題に。
切り替えと切り捨て
最近大事さを実感したことに要するに「やる」と決めたものを全力でやるために「必要ない」ことを意識的にカットするということ。
言い換えれば
これは当たり前なことなのですが、改めて自分を観察していると無駄が多いなぁ、と。
例えば、普段こうしてブログを書く時、まず何を書こうかなとぼんやり考えますが、ふと気付けばSNSやYoutubeや本を開いたりしてます。
これがネタを思いつくためであれば別にいいのですが、何となくやってしまっている。
そういう時って、それがきっかけで思いつくことはほとんど無いんですよね。
スマホをいじったり、パソコンいじったり、音楽聴いたりも全部同じ。
こういう無意識的にやることって、時間とか思考力とかを案外ちまちま削られるんですよね。
頭のリソースをそっちに持って行かれるばかりで、やるべきことへ向けるリソースが削がれる。
なので、そういったことを意識的にやらないようにしてみる。
考え事をするときは外の情報に触れないで、頭のリソースを全て考えごとに向ける。
(ただし、思考に障りない程度に身体を動かすのはあり。酸素の取り入れと頭への適度な刺激になる)
本を読む時もそう。
音楽は聴かない、メモや調べもの以外はパソコンもスマホも閉じて触らない。
頭のリソースが枯渇して休息を取る際は、スマホやらパソコンを触らない。
いやいや、頭が足りてないから休んでるのに消耗してどうすんの、と。
休憩してるつもりがじわじわHP(MP)持ってかれてる。
睡眠が必要なときも同じ。
SNSとかYoutubeとか開かない。
触るだけ疲労が溜まっていくので、必要な睡眠時間が伸びるだけ。
まず寝る。
こうしていると、以前よりも同じ結果を得るための疲労が減り、必要な時間も短くなりました。
「当たり前やんけ・・・」というツッコミは甘んじて受けますが、リソースの向け先を意識的に詰めるのって案外やれてないもんなんですよ。
ほんとに。
気付けばどこかで寄り道してる。
脳は満たされるために常に情報を求めるものですが、その欲求の恐ろしさよ・・・。
(スマホとパソコンの情報量が無尽蔵過ぎて拙い。ここが一番の壁)
というわけで、もし日頃時間が無いとか、集中できないとかそういうお悩みをお持ちであれば
意志力云々の解決にもお役に立てるかと思いますので、その際にも是非。
"自分への罪悪感"を抱いている方はもしかすると気持ちが楽になるやもしれませんよ。
「無駄を削ったところで、やるべきことをやるモチベが沸かんから結局動けぬぞ!!」という場合は以前書いたこちらの記事をご覧くださいませ。
では、今回はこれにてお終い。
お付き合いいただきありがとうございました。
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