生前の世界と死後の世界の人材斡旋業者について
死後の世界で労働力が不足している事を受け、生前の世界の人間を送る取引が交わされた
送る方法は「自殺」
他殺であれば怨みや未練によって魂を喪失してしまうため、良い労働力とはならない
そのため、生前の世界に完全に未練を遺さない状態で、自分の意思によって命を断たせることで洗練された魂を送ることができる
一般的な彼らの手法としては宗教のそれに似ている
集めた人々に対して、如何に死後の世界が素晴らしいものかを説いていくことで「別世界にこそ自分達の真の居場所があるのだ」と思い込ませるとか
人数に関しては、以前はローカルな人脈を繋いでいくことで人を集めていたが、ネットワークの普及によって大量の人材を確保できるようになった
その入り口となる場所は多く、とても身近にある
気付かぬ内に引きずり込まれてしまうこともしばしばあるようだ
"洗練"
"自殺"
"喪失"
「Nole Maker」
http://hollowcradle.cf/nole_maker
これらの断片のご利用はお好きどうぞ。
また、連想される物語や設定などがありましたら、コメントにてご自由に、お気軽に綴って下さいませ。
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