遠く 眺めていた
輝きを湛えた蕾の頃から
傷を知らぬ枝が
風雨に捻られたときも
その花弁が色を持ち
香り始めたときも
あと少し
もう ほんの僅かで
それが私の幸福期
唐突に
前触れなく訪れたその時は
描いたものではなく
肌に触れ合うのは
私の手ではなく
交わすのは
汚らわしく
脳の無い嗤い声
その形は
幾つもの季節の後
望まれる姿に咲いた
満開の花に張り付く毒虫のように
これは苛立ちではなく
もっと ずっと 昏くて深い−−−
私の原衝動
これは犯すものではなく
きっと 私だけに許された
当たり前の義務
■Fragments from "Unbound"
"虫"
"満開"
"苛立ち"
<a href="http://play.google.com/store/apps/details?id=com.hollowcradle.unbound" target="_new">「Unbound」
http://play.google.com/store/apps/details?id=com.hollowcradle.unbound</a>
輝きを湛えた蕾の頃から
傷を知らぬ枝が
風雨に捻られたときも
その花弁が色を持ち
香り始めたときも
あと少し
もう ほんの僅かで
それが私の幸福期
唐突に
前触れなく訪れたその時は
描いたものではなく
肌に触れ合うのは
私の手ではなく
交わすのは
汚らわしく
脳の無い嗤い声
その形は
幾つもの季節の後
望まれる姿に咲いた
満開の花に張り付く毒虫のように
これは苛立ちではなく
もっと ずっと 昏くて深い−−−
私の原衝動
これは犯すものではなく
きっと 私だけに許された
当たり前の義務
■Fragments from "Unbound"
"虫"
"満開"
"苛立ち"
<a href="http://play.google.com/store/apps/details?id=com.hollowcradle.unbound" target="_new">「Unbound」
http://play.google.com/store/apps/details?id=com.hollowcradle.unbound</a>
コメント
コメントを投稿