偽善者の人籠

閉じた世界に僕はひとり



視えぬ世界を夢に見て



飼育部屋に僕はひとり




窓辺には光の線



つかもうとしても通り過ぎ



ああ・・・



何故僕は此処にいるの?



いつからここに



いつまでここに




神様に育てられる僕は



いつまでも箱庭の中でひとりきり



終わりは無くて



始まりも無いんだ




僕は未だ見ぬ景色を心に広げてる



いつでも、いつまでも、ずっと・・・

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