路地裏にある銅像に触るとこの大地の下に広がる地下世界への扉が開くという噂が囁かれている
その銅像は地底の住人が作り、その噂も最初は彼らが流した
目的は食料の調達
興味本位で落ちてしまう人間を捕らえ、糧とするため
といっても、彼らが欲するのは肉体ではない
栄養となるのは魂
その扉は噂に導かれてたどり着いた人間が一定の精神状態で触れると、魂を取り込む仕組みになっている
人間の肉体は魂の消耗に同期して、肉体も消耗する
故に、魂の完全な消滅により、肉体も消え失せる
実際に人が消える限りは噂も消えず
今日も行方不明者は後を絶たない
"路地裏"
"銅像"
"大地"
「Nole Maker」
http://hollowcradle.cf/nole_maker
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