小さく身軽な在り方のご提案


流れの中の自分
僕らは常に変化し続けます。
肉体、精神、年齢、住居、人間環境、住居・・・と、色んな要因がありますが、それらによって思考や嗜好も変わります。
そして自分の望む在り方、目指すものも。

そうなったとき、そこへ至ろうとして、それまでの自分とは異なる選択をするはずです。
でも、現在の自分の周りの環境がごちゃごちゃしていて、変化先として思い描いた自分に適していなければ、その選択を邪魔することがある。

それは物質的な物に限りませんが、自分が持つものが多ければ多いほど、変化への決断をする際に腰が重くなり、中々行動にまで至れず、結果として何も変化せず、停滞してしまう。

そうならないためには自分の保有する全てを容易にコントロール出来る最小の状態に留め、自分の変化を妨げる足枷とならないようにする必要があります。

それが"小さく身軽な在り方"。
言い換えれば、「いつでも身軽に変化していくことが出来る在り方」ですね。


何かを持つってことは、その選択をした時の自分の意思に縛られるということです。
つまるところ、過去の自分が「そうじゃないだろ?こうだったろ?」とプレッシャーをかけてくるわけですね。
これは時としてストレスになります。
今の自分が求める在り方にはそぐわないことなんていくらでもありますから。

極力持たないという在り方は、そういったストレスの影響を減らすことが出来ます。

そして、余分を持たないことによって、物質的な幸福よりも、内面的な幸福、それを得るために必要な「自分の価値」を上げることに費やすリソースが増えるので、結果として物質的な執着が消えます。

この「物質的な執着」というもの。
これは個人差がありますけれど、誰しも覚えがあると思うんですよね。
例えば、自分が素晴らしいと思って手に入れたのに、すぐにそれよりも良いものが出回り、あれもこれもとなってしまうようなこと。

そういう感覚とは基本的におさらばできます。
なってみれば解るのですが、自分の中身に重点が置かれるので、ものに対してそんなに拘らなくなるんですよね。

勿論、どうでもよくなる、ということではないですよ。
何かを手に入れるとき、心から気に入るものを時間をかけて選びますし、何でもいいわけでもない。
単に求める要件を満たしているので、別にそれで「充分」と満足できるんですね。

こういうのはもしかすると「断捨離」か、あるいは「ミニマル」、どちらかの在り方に近いのかもしれませんがまぁそこらへんの言葉の定義はどうでもいいです。

その辺りはお好きに考えていただければよろしいかと思いますが、それは置いときまして。


これって素敵なメリットじゃないですか?

現代の目まぐるしく進歩を続ける世界に満ち溢れたものに振り回されないってだけでも、ずっと心が楽になると思うんですよ。


で、そうあるために実際に行うことは、上でも書いたように、物やそれ以外の全てを含めた自分の環境を必要最小限の状態にすること。

僕はそのためにすべきことが3つあると思っていて、それは

・自分にとっての最小を定義すること
・不要を削ること
・必要を足すこと

です。

この3つを基準にして、どうやったら小さく身軽になれるのかを考えていこうと思います。


こうした在り方がもし気になるようでしたら、ご覧いただけたらな、と。
ただの暇つぶしか、世界の観方を変えるか、紙一重のことばかり書いていこうと思っておりますので、楽しみにしていて下さい。

ではまた。

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