道化ハ嗤フ

くるくる廻れ

くるくる廻れ

偽る忠誠 王の嘲笑

臣下の上辺は硝子に溶ける



くるくる廻れ

くるくる廻れ

愚かな民衆 愛想を浮かべ

手鏡の裏で糸を執る




くるくる廻る

くるくる廻る

刃は煌く 懐で



ぐるぐる廻る

ぐるぐる廻る

真っ赤な雨に彩られ

道化は独りで首を吊る



壊れた御国は黄泉の狭間に

道化は水辺で嗤ってる

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