近頃、よく刀剣類の制作動画を視て過ごしている糸凪邑です。
素人さんの作るナイフ制作動画もよいのですが、やはり一流以上の職人さんの作る「日本刀」の制作動画が好きです。
作るものの違いもあるんでしょうけど、グラインダーでガリガリ削るのよりも鋼を叩いているあの姿に惹かれるんでしょうね。
次は海外の刀剣類の制作動画を視てみたいです。
できれば、極力伝統的な製法で作っている動画がいいのですが、何処かにありますかね?
もしおすすめなどあれば教えてくださいな。
海辺に薫るもの
先日、といってももう1ヶ月以上前のことですが、海に行ってきました。
海でぼんやりしたいなと思っていたのですが、暑くなってからいくのでは焦げてしまいますからね。
思い立ったのは梅雨時でしたけど、炭化する前に行きたかったので、日にちを調整して友人達とふらりお出かけへ。
家から車を走らせること30分ほど。
天気もよく、むしろ雨が降らない程度に悪化しろと心の中で思いながら到着しました。
とはいえ、また6月。
潮風にはまだ涼しさがありました。
今年初の海を堪能すべく、ぽつぽつと海辺を散策を開始。
同行者達も海は久しぶりだそうで、各々海を覗きこんだり、岩礁をふらふらと自由行動へ。
その結果、
大小大量のヤドカリをひたすら観察したり、
人生初イソギンチャクと接触し、その吸着力に驚いたり(触ったら"ちゅっ"て吸い付いてきて焦った)、
そこら辺に落ちてた花火の残骸で楽しんだり(真っ昼間)、
と気ままに楽しむことができました。
で、帰りにフナムシの巣窟かと見紛うような岩礁を通って道なき道を登り、駐車場へ帰り着き、すぐ近くの市場で海鮮丼を食べるというなかなか良い一日を過ごしたりもしたのですが、今回のお話とはそんなに関係なくて。
本題となる発見は、海に続く道で見つけたあるものです。
僕らは海まで車で行き、海へ続く公園の駐車場に停めてそこから歩いたのですが、その道でちょっとした植物に出会いました。
砂まじりの道とはいえ、いろんな植物が生えています。
松だったり、その他諸々の雑草類だったり。
その中で、ふと見覚えがあるものを見つけました。
画像はその時のものじゃないですけど、ブツはこれです。
葉だけ一見すると、ふにゃふにゃして柔らかそうな松と言えなくもないですが、それは木ではなく草。
そして背はそこら辺に生えているような雑草と同じくらい。
そうです。
ローズマリーです。
何故かローズマリーが海辺の道に生えてたんですよ。
「何でこんなところに?ホントか?」って思いましたけど、千切って香りを嗅いで確認したので間違いないです。
日本にも昔から自生してたのか、それとも公園の管理側が植えたのか、はたまた誰かが種を撒いたのか。
そのへんはよくわかんないですけど、海辺の道沿いで雑草に混じって生えてたので驚きました。
なんとも面白い。
まぁ、ハーブというお洒落な響きで括られているとはいえ、もとは雑草ですからね。
こんな潮風と砂にまみれた土地でも逞しく生きるもんなんだなーとその生命力にしみじみしたものを思っておりました。
そして、そういったハーブ類には生命力だけじゃなくて色んな用途がある。
例えば虫よけ。
ハーブの中には虫よけに使えるものもあります。
詳しいところまでは、ガーデニングを趣味とするわけでもないのでわかりませんが、野菜なんかが虫に食われぬよう、近くに植えたりすることもあるみたいですよ。
他には、香りのあるものですから当然香水にも使われてますね。
お茶を飲む人であれば、ハーブティー。
料理する人であれば、香草として。
肉と一緒にローストしたり、潰してソースにしたり、トマトなどの煮込みの香り付けにも入れることがあります。
カモミールなんかはジャムに使われたりも。
クッキーなどの焼き菓子にするってのもありですね。
そういうことを考えてたら、ふと思ったんですよ。
"植物のある在り方"って素敵だなって。
いや、「ふと思った」っていうか、いつも思ってるんで「改めて思い直した」が正しいですけど。
ともあれ、「身の回りに植物を置くことって、ぱっと思いつくもの以上に素敵なんじゃないか」、って。
そう思ったわけです。
あ、これはハーブに限った話じゃないですよ。
植物全般です。
僕は散歩が好きってことはTwitterなんかでも言ってるんですが、その道中でも色んな植物と遭遇します。
プランターに植わるお花だったり、庭に深く根を下ろす果樹であったり、道端の「何でそんなとこに?」って思える場所から力強く生える雑草であったり、はたまたぷにぷにしてたり棘のついた多肉であったり。
大きなものも小さなものも、薫るものもそうでないものも。
そういった植物と遭遇することで季節の変化に気付くことがあります。
また、うちには梅と柿の木があるんですが、花が咲くころ、実がつくころにそれぞれの季節を実感します。
もちろん、果樹ですから、収穫という素敵なイベントがあるわけですよ。
そういったときにもそんな時期なんだなって、時間の流れを実感します。
そういう機会って貴重じゃないですか?
現代で自然に季節を感じられるタイミングってなかなか少ないと思うんですよ。
屋内でデスクワークばかりって人だと尚のことだと思います。
そういった部分を、植物を自分の身の回りに置くことで解決できる。
それだけじゃなくて、ハーブのところで言ったように、
庭からちょいと採って料理に使ったり、
ハーブティーにして庭やベランダでお茶を楽しんだり、
ハーブじゃなくて果樹なんかであれば、
花を眺めたり、
果実をもいでそのまま食べたり、ジャムやお菓子にしたり、
その木陰で寝っ転がって読書したり、
そういった素敵イベントに遭遇できるんですよ。
これってとても素晴らしいことなんじゃないですかね?
僕の観点からいうと、停滞を生まないようにするためにも役立ちます。
植物は「移り変わるもの、流動するもの」ですからね。
そういうものを環境に取り入れることで、自分の周りの世界に変化を起こせます。
もちろん、予定しないこともあるでしょうけど、それも含めていい刺激になってくれるんじゃないでしょうか。
今の時代、プランターに植えられる類のものであれば100均で鉢も土も種も全部揃いますから、金銭的なコスト自体は全然かかりません。
すっごく始めやすい挑戦だと思います。
もちろんそういう食べたりできるものじゃなくて、観葉植物みたいなものでも全然いいと思います。
僕は最近多肉植物いいなーって思ってるんですけど、そういうのもありでしょう。
まぁあんまり育ってる感じは無いんで、上で言ったようなことは期待できない気がしますけれど。
出来れば季節によって分かりやすく変わったりするものがよろしいかと。
もし植物っていいなって思ってもらえたなら、自分の環境を変化させ得る流動的な要因として何かしらの植物を取り入れる選択を考えてみてくださいませ。
きっと良い変化をもたらしてくれると思いますよ。
さて、今回はこれでおしまいです。
「環境に植物を取り入れることについて」の諸々でした。
ではまた次回。
追伸
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